こんにちは。アーツネットウェーブの太郎良です。
先日、妻と大学生の息子と3人で広島を訪れました。
1日目は呉市の大和ミュージアム、2日目は広島市の平和記念資料館を見学しました。
展示内容は対照的でしたが、どちらも戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えていました。
私は令和の日本に生きていますが、もし戦前の日本に生まれていたら、
戦争に否応なく巻き込まれ、全く異なる人生を歩んでいたでしょう。
また、もし戦争で殺し合いが続いている地域に生まれていたら、今生きている保証すらありません。
どの時代、どの国に生まれるかは自分では選べない宿命です。
しかし、現在の平和な日本に生を受けたことが決して当たり前ではないと、
今回の旅行を通じて改めて実感しました。
戦後の民主化により、現代の日本では戦前のような国家権力による人権蹂躙はなくなりました。
しかし、今なお人権にまつわる不祥事は後を絶ちません。
戦後75年を経ても、理想と現実の隔たりは大きいのです。
中小企業の経営者としてできることは限られていますが、
人権を尊重し合える持続可能な職場を作り、
社員とその家族の生きがいに寄与することが、
経営者としての平和への取り組みになると考えています。
呉市 大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
https://yamato-museum.com/
広島市 広島平和記念資料館
https://hpmmuseum.jp/